外壁塗装に適した季節とは

最終更新日:2025.01.21

最も避けるべきは「梅雨の季節」

外壁塗装で重要なのは「乾燥」です。

外壁塗装工事は、外壁の高圧洗浄から始まります。まずは壁面全体を洗浄し綺麗にしたのち、しっかりと乾燥させなければいけません。外壁に水分が残ったまま塗料を塗ると、外壁内部の水分が蒸発せずに残って塗料の劣化の原因となってしまうからです。

塗料の塗りも「下塗り」「中塗り」「上塗り」の三度塗りが基本です。
その度にしっかりと塗料を乾燥させてからでないと次の工程へと進めません。

雨の多い梅雨の季節は、雨で作業ができずに中断するだけではなく、乾燥の工程に時間がかかるため外壁塗装に適しません。

気温が低く、雪が積もることもある「冬場」もおすすめできない。

空気が乾燥して塗料が乾きやすく、作業が進みやすいように思えますが、日照時間が短く乾燥に時間がかかります。
また、乾燥する前に凍結してしまい塗料が劣化する恐れもあります。
更にひとたび雪が積もると溶けて乾燥するまで工事を再開する事ができなくなることもあります。
このように、あまり適した季節とは言えないため、冬の外壁塗装工事もおすすめできません。

外壁に使う塗料は気温5℃未満、湿度が85%以上の環境下では、原則として塗装を行わないため、特に寒い地域での冬場の塗装は避けた方が良いでしょう。

外壁塗装のベストシーズンは「春」と「秋」

気温が安定して長雨が少なく、比較的乾燥している「春(3月〜5月)」が外壁塗装には最もおすすめです。
「秋(9月〜11月)」は台風シーズンが過ぎた晩秋であれば良いでしょう。

ただ、この季節は繁忙期になります。
希望の日程がある場合は早めに外壁塗装業者へ相談しておくのが良いでしょう。